2024年4月度NFTマーケット動向レポート

今回のレポートは、2024年4月のNFTマーケットの動向を調査した内容になっています。4月も3月に引き続き、CryptoPunksの高額取引がありました。マーケットプレイスでは、Magic EdenがRunes、Baseに対応するなどの動きが起きています。

4月はDMarketが1位となっています。高額取引の影響でCryptoPunksは2位に位置していますが、3月より1つランキングを落としています。そのほかのランキングに名を連ねたプロジェクトは、過去にランクインしたものが多いです。新規では、「The Origin Pass」というPolygonのアグリゲーターであるDewが発行したNFTがランクインしました。

3月から引き続き、EthereumのNFT取引市場において、Blurが取引ボリュームでシェア率No.1を維持しています。次にOpenSeaがシェア率が多い状態です。3位にCryptoPunksのマーケットプレイス、4位にMagic Edenとなっています。トレーダー数においては、3月とあまり変化は見られていません。

4月は「Mutantmon」がランキングで1位となりました。SPL-404を活用したプロジェクトです。SPL-404を活用したプロジェクトでは、「Mall Street」が初めてランクインしました。今後、SPL-404を活用したプロジェクトが増えていくのか、注目です。

その他は、以前ランキング入りしたプロジェクトが名を連ねています。変化した点ですと、Mad Ladsのフロアプライスが落ち着いている点です。エアドロップの影響などが考えられます。